『VOGUE NIPPON』 から要約です。

古の時代より一定の周期で満ち欠けを繰り返す、夜空の月。約100年前に活躍したオーストリアの人智学者、ルドルフ・シュタイナー博士は、月の満ち欠けのリズムに則ることで生命力の強い植物をはぐくみ、植物の持つパワーを最大限に引き出した。

そして、月のリズムと密接な関係にあるのが、私たち女性のインナーサイクル。この秋誕生した『月詠み』は、月のリズムに合わせたメソッドが特徴のスキンケア・ブランド。
基本ステップは化粧水と美容液。新月から満月へと向かう「上り月」、満月から新月へと欠けゆく「下り月」の半月ごとにそれぞれ手にするボトルを変えて、効率的に成分を取り込んでゆこうというユニークなコンセプトだ。

身体が栄養分を吸収する「上り月」には、チュベローズ（月下香）抽出エキスが肌をふっくらと潤す「上り月用化粧水」（60ml ￥4,200）と、コラーゲンをたっぷりと配合した「上り月用美容液」（20ml ￥6,300）でしっかり保湿。一方、「下り月」の身体は浄化力が高まってデトックスに最適な状態。この時期に使うコスメの主要成分は、アマドコロの植物エッセンス。新しい肌細胞の産生を助け、コラーゲン線維の乱れを防いで美肌へと整える。製品はすべて合成香料、着色料、鉱物油は不使用。